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最終更新日:2024年10月18日

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国際政治の新課題

米中関係と国際秩序
国際政治学について習熟することが本演習の目的となる。手法としては、外交史、また国際秩序をめぐる理論を用いる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-099
GLP-LP6309S3
国際政治の新課題
佐橋 亮
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
本演習は、米中関係、および国際秩序を念頭に置きながら、国際政治の新しいトピックを学ぶ。 まず、米中関係や国際政治学への導入として、代表的な国際政治学者の文献を抜粋して購読する。 そのうえで、文献購読を行う。今年度はファレル『武器化する経済』家永真幸『台湾のアイデンティティ』を読む。なお、米中関係の基礎として拙著『米中対立』(中公新書、2021)は受講前に読み終えていることが前提となる。時間に余裕が生まれれば、加えて朝鮮半島についても購読する。 なお演習最終回には最終レポートでの執筆計画を各人が発表し、全員で議論する。題目は購読する文献の内容に限定されず、広く演習のテーマに沿っていれば良い。
授業の方法
文献講読と論文執筆
成績評価方法
成績評価は、文献購読にかかわる報告(20%)、および議論への参加(30%)に加え、最終レポート(50%;演習内における報告を含む)によって行う。最終レポートは日本語で執筆して構わない(史資料としては英語、中国語、韓国朝鮮語等も積極的に利用することが望ましい)。
教科書
授業初日に受講生に示す。なお、一部英語を含むことがあり得るが、基本的には日本語文献を用いる。
参考書
授業計画内に示したもの以外には、演習内で適時示唆する。 国際政治学の未修者は、藤原帰一『国際政治』(放送大学出版振興会)や宮岡勲『安全保障論』(慶應義塾大学出版会)など教科書を一読しておくことが望ましい。また佐橋編『冷戦後の東アジア秩序』(勁草書房)、ヒュー・ホワイト『アメリカが中国を選ぶ日』(勁草書房)は本演習と重なる内容を含んでおり、読んでおくと良い。
履修上の注意
東大の学部生・院生であれば講義前にであっても内容等について相談することは問題ない。 開講形式は、対面とする。 購読は学生にリードしてもらいながら進める。可能な限り、各参加者が話しやすいように、小グループでの議論の時間を例年取っている。連絡にはSlackを用いる。 法学部との合併であり、修士課程の院生はそれを了解すること。また同じSタームに研究者希望者向けの文献購読ゼミを別途用意しているので、高度な内容を希望する院生はそちらを履修すること。