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最終更新日:2026年10月16日

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現代日本政治論演習

「論壇」の研究
授業担当者は、現在朝日新聞の「論壇時評」を担当しています。

本ゼミでは、1セメスターのあいだ、実際の「論壇時評」の編集プロセスと並行しながら、現実の言論空間の動きを体感的に学びます。主要な論壇誌やオピニオン媒体を精読し、論点の整理、論者の立場の違い、言葉の選び方や構成の工夫を分析します。そのうえで、ゼミ内に設ける仮想「論壇委員会」において、どのテーマを取り上げるべきか、何がいま本当に重要な争点なのかを議論します。

議論は単なる感想交換ではありません。
・なぜそれが「いま」問題なのか
・どの立場とどの立場が対立しているのか
・論じる価値のある新規性はどこにあるのか
といった観点から、編集会議さながらの検討を重ねます。

そして月1回、自らの「論壇時評」を執筆してもらいます。
テーマ選定から構成案の作成、ドラフトの提出、相互講評、改稿まで、実際の執筆プロセスを経験します。必要に応じて、見出しの付け方や導入部の書き方、論証の組み立て方、結語のまとめ方まで具体的に指導します。

このゼミの目的は、単に文章力を高めることではありません。
現在の日本や世界で何が争点となっているのかを的確に把握し、多様な議論を整理し、自らの立場を明確にしたうえで、それを説得的に表現できる力を養うことです。

・受動的に「ニュースを受け取る」だけでなく、能動的に「ニュースを考える」側に立ってみたい人。
・SNSでの「リアクション」ではなく、「熟慮」のうえで自分の意見をまとめ、表現するトレーニングをしたい人。
・そして、同世代と真剣に議論しながら、多様な考えの中で思考を鍛えたい人。

そのような学生の参加を歓迎します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-304-006
GLP-LP6301S1
現代日本政治論演習
谷口 将紀
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
10月5日説明会・グループ分け 10月19日論壇委員会10月度第1回 10月26日論壇委員会10月度第2回 11月2日時評執筆者による報告とディスカッション 11月9日論壇委員会11月度第1回 11月16日論壇委員会11月度第2回 11月25日時評執筆者による報告とディスカッション 11月30日各紙時評の分析と振り返り 12月7日論壇委員会12月度第1回 12月14日論壇委員会12月度第2回 12月21日時評執筆者による報告とディスカッション 12月28日各紙時評の分析と振り返り 1月4日予備日
授業の方法
演習形式。具体的には以下のとおり。 ・4~7人で1班を作ります。 ・各班で、分担(班長=時評執筆者、政治、経済、国際、社会など)を決定します。分担は月ごとに交代。 ・班長以外の分担者は、担当分野の推薦論文(賛否は問わない)5本程度をピックアップし、要約と短評をまとめ、論壇委員会で報告する。 ・班長は、論壇委員会での議論も参考にしながら、自身の考えに基づいて当月の「論壇時評」(2000字)を執筆する。 ・各紙時評分析担当者は、当月の読売・毎日・産経・東京(・朝日)の論壇時評/相当コラムを分析、レポートにまとめて報告する。 ・論壇時評の執筆または各紙時評分析のいずれも担当しなかった者には、レポート「10~12月の論壇を振り返って」の作成を求める。
成績評価方法
予習を含めた授業でのパフォーマンスおよびレポート。欠席(災害・事故・傷病・忌引きを除く)は大幅に減点。
履修上の注意
教科書・参考書:WiLL・Hanada・正論・Voice・地平・世界・中央公論・文芸春秋(概ね刊行順)については、分担に関係なく全員が毎号目を通すこと。その他の媒体(ネットメディアを含む)については、班内で分担して幅広くカバーすることが求められる。
その他
この内容の演習は、本年度限りの予定です。2027年度は全く別の内容で演習を行います。 なお、内容上「この演習をもとに法学部のリサーチペイパーを作成する」ことはできません。本授業担当者を指導教員としてリサーチペイパーの作成を希望される場合は、担当者の専門分野(現代日本政治論)における学術的なテーマを設定したうえで、本演習とは独立して文献や資料、データの収集から始めていただくことになります。