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最終更新日:2024年4月22日

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日本法制史史料研究Ⅰ

史料の成立と伝来を探る
法学部法制史資料室所蔵史料に主たる材料を求めて、日本法制史関連の史料・文献について、その成立と伝来の過程に重点を置いて検討を加え、史料の扱い方の基礎を修得するとともに、近代の日本(法制)史学の文献的環境条件の一端を明らかにすることを目標とする。本演習は、大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本史学専門分野及び法学部との合併で行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-303-111
GLP-LP6211S1
日本法制史史料研究Ⅰ
新田 一郎
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
最初に担当教員から、本学部における「日本法制史」という学問分野の成立事情と併せて、法制史資料室所蔵史料の概略について概説する。ついで幾つかの史料を用いて「史料の扱い方」を例示した後、検討対象として取り上げる史料の選択へと進む。取り上げる史料として、舊幕府引継書類調査記録を含む三浦周行旧蔵書や、熊本・鳥取・南部などの旧藩関係史料などが考えられるが、法制史資料室所蔵史料以外に題材を求めることもある。参加者の興味関心を斟酌して適宜グループ分けなどしつつ対象を選定し、検討を開始する。
授業の方法
主として史料の画像データを用いて読解と分析を進める一方で、関連史料・文献の調査読解分析を進めるが、必要に応じて法制史資料室その他において現物の調査を行うことも想定している。授業では、作業進捗状況の報告・情報交換と、史料の読解分析のために必要な基礎知識や文献情報、各種データベースの利用方法の講授を主に行う。史料の読解分析や文献調査などは授業時間内で完結するものではなく、参加者には、図書館やデータベースなどを活用して積極的に調査を進めることが期待される。
成績評価方法
平常のパフォーマンスによる
教科書
特定の教科書は使用しない
参考書
授業の進行に応じて適宜指示する
履修上の注意
漢文・古文の読解力、および手書きの文字の解読に取り組む覚悟が求められる。また、日本史全般に関するそれなりの水準の知識を有することが望ましい。