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最終更新日:2026年10月16日

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イスラーム法文献講読

 エジプトにおいて、国民の大多数を占めるムスリム(「イスラーム教徒」)の関与する家族法領域の事案に対しては、基本的に、イスラーム法が適用される。
 イスラーム法は、エジプト法全般に対して重大な影響を及ぼしているが―エジプトの憲法や民法には、イスラーム法に「法源」としての役割を認める規定が存在する―、家族法領域では、特にその傾向が強い、ということになる。このような状況の背後には、19世紀後半の西洋法継受により、それまでエジプトの基本法であったイスラーム法がその適用領域を狭められた際、イスラーム法に残された領域の主要部分が家族法分野であった、という事情がある。
 財産法分野でのイスラーム法と近代法との間に、また、ヨーロッパ圏に移民したムスリムたちが従おうとするイスラーム法と現地の家族法との間に、理念に関わる衝突・軋轢が存在することは容易に推測でき、実際、問題が生じている。では、翻って、エジプトのムスリムが従う家族法については、どのような問題が生じているのか。また、その問題の淵源はどこに求められるのか。本演習では、この問題に関連する文献を講読することを通して、エジプトの、また現代の世界におけるムスリムが直面している法的問題について検討を行うことを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-303-082
GLP-LP6209S1
イスラーム法文献講読
両角 吉晃
A1 A2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
 最初の授業2回を使い、イスラーム法の基本的特徴およびエジプトにおける近代法継受についての概説を行う。  3回目から、文献の講読を行う。講読する文献は参加者の希望を参考にして決定する予定である。
授業の方法
 対面の演習形式で行う。講読に際して担当部分を予め割り当てることはしないので、全ての参加者が各回の講読対象箇所を予習していることを前提に、質疑応答を行う、という形で進める。
成績評価方法
 平常点による。
履修上の注意
 特になし。