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最終更新日:2025年4月21日
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社会保障法政策
社会経済、国民生活の中で、社会保障は、現在及び将来にわたり非常に大きな比重を占め、現代行政における社会保障行政の重要性はますます大きくなっている。
一方、人口減少・少子高齢化、社会経済の構造変化など、社会保障を取り巻く環境・状況は大きく変貌しつつあり、その中で社会保障について、どのような政策を展開し、どのような保障の形を選択していくかは、「国のかたち」にも関わる重要な問題となっている。
こうした状況認識・課題認識に立ち、長年にわたり社会保障各分野の政策の責任者として立案・実施に当たってきた経験を踏まえ、我が国の社会保障の現状と課題、今後の社会保障改革の方向性等について解説し、社会保障に関わる今後の法政策を考える上での基本的枠組みや視点を提供する。その際、社会保障各分野の担当局長など政策担当者等との対話を通じて政策の検討・決定のダイナミズムを共有するとともに、最新の状況を把握し、理解と考察を深める。
具体的には、総論として、人口構造の変化、社会経済の変化、国民生活の変化、国際比較等を明らかにしつつ、我が国の社会保障の現状と課題を概観する。各論として、医療、介護、年金、人口減少対策等を中心に、主要分野について、現状と課題、今後の政策の方向性等を概観する。以上を踏まえて、社会保障政策の今後の方向性に関する論点について掘り下げて分析し、総括として今後の社会保障と我が国社会の在り方について考察する。
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