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最終更新日:2024年10月18日

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労働法演習

最新労働判例研究
労働法分野においては,信義則や権利濫用などの一般条項が用いられることが多い。また「合理性」や「相当性」など,曖昧な規範的要件も多く登場する。また、労働市場における働き方の多様化やニーズの変化によって紛争も変化し、法的には従来深められてこなかった新たな論点が生み出されている。こうした論点に対峙し、抽象的な概念の辺縁を明らかにするためには,最新の裁判例を学ぶとともに、これまで歴史的に重要な役割を果たしてきた判例の射程や位置づけを知ることが重要である。本演習では,具体的な裁判例の検討を通じて両方向の学びを深め,あるべき解釈を探究することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-302-096
GLP-LP6128S1
労働法演習
神吉 知郁子
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
第1回 オリエンテーション 労働法の特色や研究上の留意点を説明する。 第2回 検討すべき裁判例の選定(全員) 第3回〜第12回 個別報告 担当者が担当判例について評釈し,全員で議論する。 第13回 総括
授業の方法
個別報告を中心とするが,担当者だけでなく全員が裁判例について予習をし,討論しながら解釈を深める。
成績評価方法
筆記試験を行わない。 平常点を考慮する。 レポートを課さない。 成績を合格・不合格で評価する。
教科書
初回授業時に説明する。
参考書
村中孝史・荒木尚志「労働判例百選[第10版]」(有斐閣,2022年)
履修上の注意
六法を持参すること。 積極的に課題に取り組む姿勢を評価する。