本科目は、①市場、②組織、③紛争解決といった三つのキーワードから東アジアビジネスに関連する重要な問題と法制度を抽出して検討する予定である。本科目の紹介範囲について、中国を中心にし、韓国、台湾、香港、マカオ等の状況も紹介する予定である。
本科目の検討内容について、以下のテーマを取り上げて説明する予定である(検討テーマを変更することがありうる。変更がある場合は、TKC法科大学院教育研究支援システム等の大学教務システム上で指示する)。また、テーマによって外国の会社の方、外国の弁護士、外国の大学教授等の専門家を招聘して説明していただくことがありうる。
1 東アジア資本市場の概説
2 東アジア資本市場への進出
3 東アジア資本市場における重要な問題(市場の主体の類型、買収規則、コーポレートガバナンスの状況等)
4 紛争解決の体制(裁判、仲裁)
5 その他の重要法制度の検討(弁護士の資格取得と法学教育の体制)