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最終更新日:2026年4月20日

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人格権に関する現代的課題

人格権に関する現代的課題
人格権は、財産権と対置される包括的権利概念であり、肖像、氏名、名誉、プライバシー、自由、信用、生活利益、自己決定権、平穏生活権など、さまざまな権利・利益を包含する。人格権侵害が問題となる事例は近時急速に増加しており、インターネット上の情報に関する削除請求を始め、人格権侵害に基づく差止請求も増加している。もっとも、このような人格権に関しては、個別の権利・利益の範囲や他の権利等との関係性、差止請求の要件などに不明確な点が多い上に、抽象的な権利概念に関しても、一身専属性の有無・内容や憲法上の人格権との関係性を含め、検討すべき課題が多い。本演習では、理論から実務に至るまで、人格権に関するさまざまな課題に関する調査・分析を行い、問題の内実や背景を掘り下げて考察することを通じて、法的分析能力や問題解決能力を涵養することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
25-302-007
GLP-LP6121S1
人格権に関する現代的課題
米村 滋人
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学政治学研究科
授業計画
本演習では、人格権に関連する問題を広く検討対象とすることを予定している。具体的な問題の例は以下の通り。(しかし、実際に取り扱うテーマは参加者と相談の上決めたいと考える。以下はあくまで一例である。) (1)人格権総論 人格権の歴史、人格権と憲法、人格権の譲渡性・相続性、死者の人格権、人格権侵害に対する効果 (2)人格権各論 生命・身体・健康、名誉、プライバシー権・個人情報に関する権利、氏名・肖像に対する権利、家族関係上の権利・性的自由、環境権・環境利益、自己決定権、著作者人格権、パブリシティ権、原子力事故に伴う権利・利益等の侵害
授業の方法
参加者数によって形式の変更がありうるが、基本的には、毎回テーマごとに1人ないし2人の学生に報告をしてもらい、その後全員で討論を行う形式で進める。報告者はもちろん、各参加者も、その日のテーマにつき教科書等で基本的な知識を確認してから参加することが望ましい。
成績評価方法
筆記試験は行わない。 平常点を考慮する(50%)。 レポートを課す(50%)。
履修上の注意
本科目を履修するにあたっては、憲法・民法の基本事項は習得済みであることが望ましい。
その他
本科目は、毎回30分から1時間程度延長する可能性がある。 本科目は、大学院法学政治学研究科(法曹養成専攻)、法学部との合併で開講する。