教育行政事例研究Ⅱ

授業に関するガイダンス 第Ⅰ部　教育行政の専門性 教育行政の専門性に関わる諸問題（中立性、教育行政専門職員に関する議論など）について、最近の研究を中心に検討する。 第Ⅱ部　学校改善の事例研究 米国ロサンぜルス近郊の地域で学校改善がなぜ成功したのかを分析した事例研究 (Fuller, 2022) を中心に、学校改善と教育行財政・政治との関係について考える。

・受講者は、集中講義の期間中1日につき1回以上（受講者数によっては2回以上）、当該文献に関する簡単なメモ（意義や疑問点など）を作成する。 ・第2部については、事前に報告者を割り当て、文献の要約とコメントを行うこととするが、受講者数によって変更の可能性がある。 ・上記の報告資料やメモを基に議論を行う。

授業への参加度と提出された資料・メモの内容により評価を行う。試験は行わない。

Fuller, B. (2022). When schools work: Pluralist politics and institutional reform in Los Angeles. Johns Hopkins University Press. そのほかの文献は開講時までに指示する（履修上の注意を参照）

・授業で講読する文献は開講時までに指示する（履修上の注意を参照）。 ・教育行政学以外の専門分野の受講者は、あらかじめ下記の教科書などに目を通し、開講時までにこの分野の基本的事項に触れておくことが望ましい。 村上祐介・勝野正章編著（2024）『教育行政と学校経営（改訂新版）』（放送大学教育振興会） 青木栄一・川上泰彦編著（2023）『教育の政治・行政・経営（改訂版）』（放送大学教育振興会） 村上祐介・橋野晶寛（2020）『教育政策・行政の考え方』（有斐閣）

詳細な進行予定と課題文献については、開講時までにLMSに掲載する。LMSからのお知らせメールの配信が届く設定にするか、開講前に定期的にLMSを確認のこと。