大学院
HOME 大学院 想像と創造のための場をつくる―アート教育と社会
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

想像と創造のための場をつくる―アート教育と社会

講義担当者は現役の美術館学芸員であり、地域の学校との連携、アーティストと協働しながらのワークショップ運営などを経験してきた。本講義では、アートをめぐる教育的な試みの豊かさを具体的な事例や文献を通して学び、受講者各自が持つ「アート教育」のイメージや理解を広げ、想像力に支えられた創造の現場づくりにさまざまなかたちで関わっていくための手がかりを得られるようにする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-302-09
GED-AS6210L1
想像と創造のための場をつくる―アート教育と社会
塚田 美紀
A1 A2
月曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
・イントロダクション 自己紹介と各自の問題意識の共有 ・テーマ1:美術館などの現場から(全4,5回) 学校との連携/アーティストとの協働/美術・ダンス・演劇・音楽などのジャンルを超える試みなど、現場の事例から学ぶ ・テーマ2:地域の中のアート教育(全4,5回) 地域のさまざまな課題に寄り添う中間支援団体などの活動から学ぶ ・テーマ3:ある表現者とアートの教育(全4回) 越境の画家・教育者として生きた北川民次の著作『絵を描く子供たち』などから学ぶ
授業の方法
それぞれのテーマについて講義者が事例紹介などを行ったのち、受講者でディスカッションを行う形式とする予定である。回によっては文献講読・発表・ディスカッションとなる場合もある。
成績評価方法
出席点、ディスカッションへの貢献、リアクションペーパーの内容などから総合的に評価する。
教科書
下記の文献については講読・発表・ディスカッション予定である。 北川民次『絵を描く子供たち』(岩波書店) 砂連尾理『老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉』(晶文社)
参考書
君塚仁彦・名児耶明編『現代に活きる博物館』(有斐閣) E.L.カニグズバーグ『クローディアの秘密』(岩波書店) 名古屋市美術館ほか編『北川民次 メキシコから日本へ』(国書刊行会)
履修上の注意
「アート教育」についてなんらかの具体的な関心や問題意識があり、それを他者と共有しつつ深める意思を持って受講することが望ましい。