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最終更新日:2026年10月16日
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芸術教育の「隠れたカリキュラム」
芸術教育の「隠れたカリキュラム」
The Hidden Curriculum of Art Education
日本の学校教育では、小学校と中学校に「音楽」「図画工作/美術」という教科があり、高校でも「芸術」教科で「音楽」や「美術」等のいずれかの科目を選択することになっています。また、「国語」では、物語や小説や古典といった「文学的な文章」が教材として扱われています。
では、これらの教科・科目・教材を通して、子どもたちは何を学んでいるのでしょうか。一つには、個人として、感性が豊かになったり、例えば「音楽」で楽譜が読めるようになったり楽器が演奏できるようになったりすることも挙げられるでしょう。一方で、国家の公教育という制度に位置付いていると考えると、自分の属する社会の一員として、その社会に共通の感性、行動様式を身につけ、作品を共有することで、社会の統合と分断、包摂と排除を意識的にまた無自覚に学んでいることも挙げられるのではないでしょうか。
この授業では、「隠れたカリキュラム」という概念を用いて、「音楽」を中心に、学校教育において芸術を学ぶことに関して考察していきます。その際、「芸術による社会化」「個人と芸術/社会と芸術の関係」を問い直す意識をもちつつ、学校教育において芸術を学ぶ意味について教育社会学的な観点から考え直し、学校教育の役割や機能に関する理解を深めていくことをめざします。
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