大学院
HOME 大学院 授業研究の理論と方法
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

授業研究の理論と方法

授業研究の理論と方法
授業研究をはじめとする教育実践研究に関する内外の文献を講読しながら、授業研究の理論を構築し検討する。具体的には、授業研究の理念や歴史、研究主体の違いによる、研究視点や背景となる理論、目的の多様性に着目しながら、研究者として、あるいは実践者としてどのように授業研究を進めていくのか、について研究手法も含めて検討する。さらには、教師の専門的熟達を支える授業研究や校内研修体制を研究者や教育行政担当者としてどのように構築し支援していくかについて議論する。
授業研究や教育実践研究の、教育学研究、教師の学習環境、教師の学習を支える研究的実践、などの多様な在り方について理解し、研究者、実践者としてどのように取り組んでいくかを考察することを目指す。
また、教育実践研究において多くとられる事例研究や質的研究について、その進めかたや留意点、認識論について理解することを通して、質の高い授業研究や教育実践研究のあり方についても検討する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-301-02
GED-AS6103L1
授業研究の理論と方法
藤江 康彦
A1
火曜3限、火曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
第1回 ガイダンス 第2回~第7回 発表担当者による文献の概要報告および議論と解説 今年度は、授業研究とデータや事例の解釈について検討を進める。
授業の方法
1.授業研究や教育実践研究の理論や方法について文献を購読することを通して理解する。 2.事例研究や質的研究法に関する文献の購読を通して研究の方法論的基礎を固める。 3.国内外の「授業研究」や「教育実践研究」に関する文献を講読することを通して、授業研究の可能性や課題について検討する。
成績評価方法
報告や議論への参加状況による平常点ならびに期末レポートによる。
教科書
授業中に指定する。
参考書
日本教育方法学会(編)『日本の授業研究』(上・下)学文社 Susan Wallace, Liz Atkins(Eds.) 2012 Qualitative Research in Education, BERA/SAGE. ノーマン・K. デンジンほか(編)、平山満義ほか(訳)『質的研究ハンドブック』(第1巻~第3巻)北大路書房 Drew H. Gitomer and Courtney A. Bell (editors) 2016 Handbook of Research on Teaching (Fifth Edition). AERA. Hammersley, Martin. 2007 Educational Research and Evidence-based Practice (Published in association with The Open University). Sage. Denzin, Norman K 2008 Qualitative Inquiry and the Politics of Evidence. Routledge. Paul Smeyers, David Bridges, Nicholas C. Burbules, and Morwenna Griffiths, (eds.), 2015, International Handbook of Interpretation in Educational Research. Springer. この他、授業中に紹介する。
履修上の注意
※当初の開講予定から開講時期が変更になりましたのでご注意ください (S1S2:火3・4→A1A2:火3・4)
その他
特になし。