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最終更新日:2024年10月1日

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司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開

司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開
本講義は、心理学的な実践の関係領域分野に関する知識、理論及び支援技能について理解することを目的とする心理学的実践の各領域に関する科目に位置づけられる。そのなかでも本講義は、司法・犯罪分野に関する基本的知識の習得に加え、支援の基本となる犯罪者・被疑者・被害者という当事者の視点から、司法・犯罪心理学を捉えなおすことを目的とする。
この授業では、これまで裁く側・捜査する側の視点から捉えがちであった、司法・犯罪に関わる心理学を、犯罪者・被疑者・被害者という当事者の視点か捉えなおすことを通し、司法・犯罪心理学について再考する。なお、受講者に司法・犯罪心理学の基礎的な知識があれば事例を中心に授業を進めるが、知識が不十分であれば、事例の検討に入る前に基礎的な知識についても学ぶこととする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-216-14
GED-IE6642L1
司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開
大橋 靖史
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教育学研究科
授業計画
4日間の集中授業とする。 [1日目]  第1回 司法・犯罪心理学とは:司法・犯罪心理学の概論とこれからの授業の進め方  第2回 犯罪者の視点からみた犯罪原因論(1)  第3回 犯罪者の視点からみた犯罪原因論(2)  第4回 犯罪者の視点からみた精神鑑定のあり方 [2日目]  第5回 犯罪者の視点からみた矯正と更生(1)  第6回 犯罪者の視点からみた矯正と更生(2)  第7回 被疑者の視点からみた取調べの方法(1) [3日目]  第8回 被疑者の視点からみた取調べの方法(2)  第9回 被疑者の視点からみた目撃証言・被害供述  第10回 被害者の視点からみた被害者支援(1) [4日目]  第11回 被害者の視点からみた被害者支援(2)  第12回 司法領域における当事者支援  第13回 事例の検討、及び、全体のまとめ
授業の方法
初回は講義形式をとるが、その後は、アクティブラーニングの手法を導入し、受講生自らが、司法・犯罪心理学研究の理論及び心理的支援の実際について調べた内容を発表し、その発表をもとにディスカッションを展開する。
成績評価方法
レジュメと発表内容30点、授業での発言回数とその内容20点、レポート50点の合計100点。
教科書
特に指定しない。授業内で適宜、紹介します。
参考書
特に指定しない。授業内で適宜、紹介します。
履修上の注意
予習、復習を欠かさないこと。