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最終更新日:2024年3月15日

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コミュニティアプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)

個人は家族、集団、地域社会といった個人を取り巻く環境の影響を受けながら生活を営んでいます。個人が抱える問題の理解と支援においては、これらの個人を取り巻く環境を視野に入れることが大切です。コミュニティ心理学では、個人が抱える問題を個人の問題に帰属せず、個人を取り巻く家族・友人・地域社会・共同体などの全体の問題として捉え、個人と環境両方に対して介入していきます。本講義ではコミュニティ心理学の重要概念と基礎理論を学び、家族関係・集団・コミュニティにおける心理学実践について理解を深めることを目指します。
家族関係・集団・コミュニティなどグループや集団など個人を取り巻く環境を対象とするアプローチに共通する考え方を習得するとともに、その独自性と有効性を李記することができるようになることを目的とする。さらに、本授業では、コミュニティ心理学にフォーカスし、その基本的な理念、理論、援助技法、アプローチを理解することを目指す。授業内でいくつかの重要なトピックスを取り扱うことによって、コミュニティ心理学を研究や実践に適切に活用できるようになることが期待される。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-216-14
GED-IE6641L1
コミュニティアプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)
高橋 美保
A1 A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教育学研究科
授業計画
第1回 オリエンテーション:授業内容と進め方、成績評価方法、教科書や参考文献の紹介 第2回 家族への心理支援:家族形態の多様化と家族機能の変化、家族における介入 第3回 集団への心理支援:集団の多様性、集団における介入 第4回 コミュニティ心理学の歴史的背景:コミュニティ心理学の歴史、日本への導入 第5回 コミュニティ心理学の基本概念:コミュニティ心理学の定義、基本的発想や考え方について紹介 第6回 コミュニティ心理学における理論:コミュニティ心理学の背景になる理論を紹介 第7回 コミュニティ心理学的アプローチ及び実践:コミュニティ心理学的アプローチの方法及び実践の実際について紹介 第8回 グループ発表1:グループメンバーで選んだトピックスについて発表を行い、その後全体でディスカッション 第9回 グループ発表2:グループメンバーで選んだトピックについて発表を行い、その後全体でディスカッション 第10回 グループ発表3:グループメンバーで選んだトピックについて発表を行い、その後全体でディスカッション 第11回 グループ発表4:グループメンバーで選んだトピックについて発表を行い、その後全体でディスカッション 第12回 グループ発表5:グループメンバーで選んだトピックについて発表を行い、その後全体でディスカッション 第13回 まとめ
授業の方法
前半は講義形式、後半は発表形式となる
成績評価方法
授業への出席、受講態度、レポートにより総合的に評価する
教科書
授業内で指示する
参考書
授業内で紹介する
履修上の注意
積極的な参加を期待します