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最終更新日:2025年4月21日
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コミュニティアプローチ特論(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)
1960年代中頃にアメリカにおいて誕生したコミュニティ心理学では、心病める人々に対して、個人対個人で認知的、感情的、行動的変容を目指すのではなく、その人が日常生活を営んでいる社会的、物理的な生活環境を個人の特性に合うように改善することに重点を置く。コミュニティアプローチとは、このようなコミュニティ心理学の理念と理論を基盤として発展してきた学問体系であり、日本においても臨床心理学、健康心理学、社会心理学などとの連携を深めながら、その地位を確立しつつある。この授業では、初学者の受講を想定して、まずコミュニティアプローチの基本的な考え方を学んでいく。その後、学校、企業、地域社会などでの実践例を基に理解を深めていく。
1.心理学の世界でのコミュニティ心理学の位置づけが理解できる。
2.コミュニティアプローチの重要性を概説できる。
3.将来、心理専門職として働く際、コミュニティアプローチに基づく介入計画を描くことができる。
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