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最終更新日:2024年4月22日

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教育実践と心理学

教育実践と心理学 Educational Practice and Psychology
教育心理学を巡っては、長年に渡り、その「不毛性」が指摘されてきたが、1980年代以降は、自己変革を前提として、どのようにすれば心理学は実践に貢献できるか、そのためには教育心理学や、その担い手である研究者はどうあるべきかが真摯に問われてきた。我が国に限らず、近年の教育政策は心理学研究の知見や理論、概念等を数多く用いており、心理学や心理学者への期待には非常に高いものがある。
この授業の前半では、いくつかの具体的なトピックに即して、我が国の教育課程政策における心理学の貢献可能性について議論する。
それを受けて、後半では参加者各自の研究関心に基づき、どのような研究が展開できそうか、また知見や理論をどのように政策に活かしていけそうかについて、報告と討論を行う。
参加者相互の闊達な交流を通して、各自の研究生活の在り方の問い直しと、新たな展望の獲得を期待したい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-215-17
GED-IE6541L1
教育実践と心理学
奈須 正裕
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
1)教育研究・教育理論における実践性とは何か 2)~7)近年の教育課程政策における心理学研究の貢献 8)~13)参加者による報告と討論
授業の方法
授業はすべて対面で実施する。 前半の7回は、講義を行う。 後半の6回は、参加者による報告と討論を行う。
成績評価方法
報告と討論の内容(50%) 授業後のレポート(50%)
教科書
適宜、資料を配布する。
参考書
奈須正裕『「資質・能力」と学びのメカニズム』東洋館出版社、2017年。 奈須正裕『個別最適な学びの足場を組む。』教育開発研究所、2022年。
履修上の注意
教育学研究の教育実践への貢献可能性について、主に心理学の立場から考える授業であり、心理学研究に関する一定の知識や理解を要するが、それ以外の専攻の学生の参加も歓迎する。