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比較大学論

大学の比較的考察、および歴史的考察を行う。
 この授業では、大学を比較と歴史の視点から探究することにより、大学に関する複眼的かつ幅広い視野を獲得することを目標とする。主にアメリカの大学を対象に講義を行うが、アメリカの大学に関する知識を習得すること自体が目的ではなく、比較史的考察を通して、各人が「大学とは何か」に関する思考を深めることを重視する。
 アメリカの大学システムは高度な多様性を備えており、その多様性の検討を通して、大学・高等教育のあり方を多角的に検討し、我々の持つ大学像を拡張することが本授業の主な目的となる。さらには、教育や学術、社会との連携など、多方面でこれまで様々な取組が行われてきた歴史を振り返る中で、現代の問題にも通じる、大学・高等教育の本質的な使命や課題にアプローチする視座を、本授業を通して培ってもらいたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-214-03
GED-IE6400L1
比較大学論
福留 東土
A1 A2
土曜5限
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
1.大学の比較・歴史研究とは何か 2.大学教育とガバナンスを巡る討論 3.アメリカの大学システム 4.アメリカの多様な大学 5.カレッジの成立―植民地カレッジ 6.大学の公と私―ダートマスカレッジ・ケース 7.カレッジの教育―イェール・レポートを巡って 8.実務的教育と大学―ランドグラント・カレッジの成立と展開 9.宗教と科学―進化論の受容と反発 10.研究大学の成立―学術研究と大学院教育 11.拡大と多様化・競争・協調・標準化―19世紀末から20世紀前半の大学 12.20世紀の大学とリベラル・エデュケーション 13.大衆化・民主化・統制―戦後の大学
授業の方法
講義形式と討論とを併用する。授業中にできるだけ議論の時間を確保するため、事前講義を配信するので、必ず聴いた上で授業に参加すること。 また、受講生は期末レポートの中間発表を各自一回授業中に行う。期末レポートは以下のいずれかにより作成すること。(1)海外の個別大学をひとつ取り上げ、その歴史や現状について論じる。(2)特定のテーマを立てて、比較または歴史の観点からそのテーマについて論じる。
成績評価方法
期末レポート、および授業へのリフレクションによる。毎回の授業でリフレクションシートを配布するので、授業を通して考えたこと、質問などを記入して授業の最後に提出すること。
教科書
主に講師作成の資料による。以下は授業前半で用いる論文の一部。詳細は開講時に指示する。 Roger Geiger, "Ten Generations of American Higher Education." Robert Birnbaum, "Governance and Management: US Experiences and Implication for Japan's Higher Education." William Tierney, "Globalization, International Rankings, and the American Model: A Reassessment."
参考書
Altbach, Berdahl & Gumport (Eds.), American Higher Education in the Twenty-first Century. フレデリック・ルドルフ『アメリカ大学史』 潮木守一『アメリカの大学』 中山茂『大学とアメリカ社会』 ほか、適宜、授業中に提示する。
履修上の注意
特になし。