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最終更新日:2025年4月21日

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持続可能な未来を拓く変革の学習・教育

あなたにとって、わたしたちにとって、「持続可能性」とは、「教育」「学習」とは、「変革」とは、なんだろうか。この科目では、ESD(持続可能な開発のための教育)やシティズンシップ教育の概念と、わたしたちが生きる社会のあり方を探索しつつ、持続可能な未来へ向けた人間や社会の変容・変革プロセスとしての教育・学習について考え、この問いに自分なりの答えを導きだすことを目指す。
What do “education,” “learning,” “sustainability,” and "transformation" mean for you, and for all of us? In this course, we will explore this question by looking into the concept of education for sustainable development (ESD) and citizenship education, and reviewing the world that we live in, while discussing education and learning as a transformative process of people and society.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-213-07
GED-IE6341L2
持続可能な未来を拓く変革の学習・教育
二ノ宮リム さち
A1
木曜3限、木曜4限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
1)イントロダクション:持続可能性とは何か~普遍的理念?空っぽの記号? 2)持続可能な開発のための教育(ESD)~「環境教育」「学習権保障」二つの経緯をたどる 3)「持続可能な開発」は「教える」「学ぶ」ことができるのか 4)環境教育と変革の学び 5)シティズンシップ教育と変革の学び 6)持続可能な未来を拓くワークショップ実践 7)わたし(たち)にとっての「持続可能性」「教育」「学習」「変革」とは
授業の方法
講義のほか、関連文書の精読、参加型ワークショップの体験や実践、ディスカッションやプレゼンテーションなどを通じ、上記授業目標に向けて受講者全員で学び合う。 なお、授業で扱うテーマや順序は、受講生の関心等を踏まえて変更する場合がある。
成績評価方法
授業・ディスカッションへの参加・貢献(20%) 各回のふりかえり(20%) ワークショップ(30% ) 最終レポート(30%)
教科書
関連する資料、教材を適宜提示する。
参考書
二ノ宮リムさち・朝岡幸彦(編著)2023,『社会教育・生涯学習入門―誰ひとり置き去りにしない未来へ』,人言洞 日本社会教育学会(編)『SDGsと社会教育・生涯学習 日本の社会教育 第67集』101-113, 東洋館出版社. 二ノ宮リムさち・高梨宏子(編著)(2024)『地域から学ぶ・世界を創る―パブリック・アチーブメントと持続可能な未来』学文社. 池谷美衣子・田島祥・二ノ宮リムさち(編著)(2024)『人生を拓く・社会を創る―シティズンシップの学び』学文社. 阿部治・野田恵(編著)(2019),『知る・わかる・伝えるSDGs I 貧困・食料・健康・ジェンダー・水と衛生』,学文社. 阿部治・二ノ宮リムさち(編著)(2021),『知る・わかる・伝えるSDGsII エネルギー・しごと・産業と技術・平等・まちづくり』,学文社. 阿部治・岩本泰(編著)(2022),『知る・わかる・伝えるSDGsIII生産と消費・気候変動・海の豊かさ・陸の豊かさ・平和と公正』,学文社. 阿部治・朝岡幸彦(編著)(2022),『知る・わかる・伝えるSDGsIV 教育・パートナーシップ・ポストコロナ』,学文社.
履修上の注意
終盤の授業で各学生が他の学生に対しワークショップを実践するが、その計画・準備は授業時間外におこなう。授業を通じて気がついたこと、気になったことを、都度、自らの生活や仕事の中でふりかえり、必要な学習・教育のあり方について自分なりに考えていく。そのほかの事前・事後学習については、必要に応じて別途提示する。