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最終更新日:2024年4月22日

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グローバル時代の国際移動と教育

グローバル化の進行の中、国際移動が活発化し、一国内における多民族化、多文化化が加速している。これに伴い、国民国家を前提としてきた教育システムは変容を迫られている。日本社会においても、多くの移民が暮らしているが、移民の子どもの教育保障は十分に行われていないのが現状である。
本授業では、日本に暮らす移民の抱える教育課題に対する認識を深め、移民や移動を前提としてこなかったこれまでの日本の教育システムを問い直し、多様な人びとを包摂する教育を構想するための知識の獲得をめざす。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-212-16
GED-IE6244S1
グローバル時代の国際移動と教育
三浦 綾希子
A2
木曜4限、木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
第1週:イントロダクション ・レクチャー&ディスカッション:日本における移民の教育課題 *第2〜6週は、課題文献の報告とディスカッションを行う 第2週:日本における移民の歴史 第3週:移民家族の生活世界 第4週:移民の子どもと学校 第5週:マジョリティの特権性と無意識の差別 第6週:多様性の包摂にむけた教育 第7週:参加者の発表 ・「国際移動」「多様性」「マイノリティ」といったキーワードに関連させ、①自分の研究テーマに関する報告、②関心のある文献の報告のいずれかを行ってください。
授業の方法
第1・2週、第7週は対面で行い、それ以外はオンライン(リアルタイム)で行う。 第2〜6週については、参加者による文献報告とディスカッションを行う。参加者は課題文献について毎回講読票(キーワード、キーセンテンス、疑問点・考察)を準備すること。
成績評価方法
毎回の課題提出70%、最終レポート30%
教科書
特に定めない。講読文献は初回授業で指示する。
参考書
額賀美紗子・芝野淳一・三浦綾希子編,2019,『移民から教育を考える』ナカニシヤ出版.
履修上の注意
積極的な議論の参加を求める。