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最終更新日:2024年10月18日

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教育哲学演習II

教育哲学および教育思想史の知見を基盤として現代における人間形成と教育の問題を考察することはいかにして可能だろうか。本授業では、教育哲学におけるいくつかの鍵概念をとりあげ、関連するテクストを読解しつつげんだいの人間と社会の問題を検討する。本授業を通じて、受講生は(1)教育哲学・思想史の基礎概念および問題構成を習得することができる。(2)現代社会における教育について批判的に論じる基本的な構えを身につけることができる。(3)以上のことを前提としつつ、各受講生の個人研究を批判的に再検討する一視点を得ることができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-08
GED-IE6141S1
教育哲学演習II
山名 淳
A1 A2
木曜2限
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講義使用言語
日本語、英語、ドイツ語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学研究科
授業計画
指定されたテクストの内容をもとにしてディスカッションを行う。またそれに関するテキストを授業担当者もしくは受講生自身が選定し、その内容を検討することによって、議論のさらなる展開の可能性を探究する。上級者においては、個人の研究関心を本授業の問題関心とかかわらせつつ、関連文献を紹介し、議論の発展可能性について考察を行う。今回は「アート」と「感性論(美学)」にかかわるテクストを読む。
授業の方法
授業担当者によるイントロダクションの後、各章担当受講生による報告(あるいは授業担当者もしくはゲスト・スピーカーによるレクチャー)を行う。その後、まず受講生はリアクションペーパーに各自の感想を記す。その記述をもとにしてディスカッションを行う。ディスカッションの形式(グループ討議か全体討議か)については受講生数によりあらためて判断する。最後に、もう一度リアクションペーパーに各自のコメントを記す。授業担当者はそれを持ち帰り、次回の授業においてそれに対するコメントを行い、次の内容へと向かう。
成績評価方法
平常点(毎時授業の出席状況および議論への貢献度)および担当報告の総合評価とする(前者50パーセント、後者50パーセント)。
教科書
教科書は使用しない。授業で用いるテクストは授業初日に配布する。
参考書
参考書については、授業中に適宜指示する。
履修上の注意
「教育哲学演習Ⅰ」も合わせて受講することが望ましい。受講生の積極的な参加を求める。