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最終更新日:2024年10月18日
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臨床現象学I
臨床現象学のルーツを探る/Exploring the roots of clinical phenomenology.
【授業の目標】
本ゼミのタイトルも「臨床現象学」であるが、現在日本では、●●現象学、現象学的△△、といった研究領域が多数展開している。しかし、何をもって●●現象学、現象学的△△と称しうるのかは明確ではない。狭義には、現象学者の知見を理論的背景にすることが現象学的な研究であるが、広義には、ものごとを捉えるスタンスを現象学に依拠することも現象学的な研究に含まれる、と講義者は考えている。
本ゼミでは、日本において臨床現象学のカテゴリに含まれる書籍を検討することにより、初級者レベルの現象学の知見に触れつつ、臨床現象学とは何かを改めて考える機会としたい。
【授業の概略】
授業の概略は以下のとおりである。
講読する文献を受講者と共に決める。候補となる書籍は以下のとおりである。
その他、受講者からの推薦も受け付ける。
①榊原哲也2023『現代に生きる現象学:意味・身体・ケア』放送大学出版会
②村上靖彦2008『自閉症の現象学』勁草書房
③中田基昭1997『現象学から授業の世界へ』東京大学出版会
④中田基昭2011『表情の現象学:日常生活の現象学への誘い』東京大学出版会
⑤木村敏2012『臨床哲学講義』創元社
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