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最終更新日:2026年10月16日

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高等教育・研究の歴史Ⅰ

無知学(agnotology)と教育史
「無知学」(agnotology)とは、「私たちは何を知らないのか」を問う営みである。それは学校で教えられなかったり、研究の対象となることが阻害されたりする問題の在処や、社会で「知らない方がいい」とされている対象について分析するための方法論でもある。
これまで日本では、主に科学史や科学社会学、ジェンダー史等の分野を中心に無知学が紹介されてきた。本授業では主に教育の歴史に関連する「無知学」を扱い、「教育により作られる無知はあるのか」という問いを考察する。本授業を通じて受講者は教育史の分野における無知学の研究蓄積を発見し、その方法論的な特徴についても理解した上で、活用出来るようになるはずである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
23-211-05
GED-IE6803S1
高等教育・研究の歴史Ⅰ
隠岐 さや香
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
教育学研究科
授業計画
暫定的に以下を示す。受講生との相談の結果変えることもある。4回目以後は基本的に文献 講読を想定している。 1 イントロダクション 無知学とは何か 2 無知学と研究不正・科学教育——アメリカの文脈 3 教育史一般にとっての無知学(奴隷制・性教育・進化論・環境・宗教・人種・国家) 4 文献講読 5 文献講読 6 文献講読 7 文献講読 8 文献講読 9 文献講読 10 文献講読 11 文献講読 12 文献講読 13 総合討論
授業の方法
最初の三回ほどは文献を読み解くに当たって必要な内容を講義する。 文献講読の回において、テクストは各人の関心に応じて選択することになる。発表の機会がなかった者には同程度の作業量となるレポートを課す。
成績評価方法
平常点(毎時授業の出席状況および議論への貢献度)および担当報告の総合評価とする(前者50%、後者50%)。
履修上の注意
初回に課題文献の確認や発表の順番決めを行うので、初回に欠席する場合は予め連絡をすること。