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最終更新日:2026年10月16日
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日韓比較社会論
比較の視角に基づく社会研究:社会階層・教育・労働市場(と社会的カテゴリー)
本授業では、それぞれの社会のコンテクストや背景条件を十分に考慮した実証的な社会階層・教育・労働市場研究をどのように進めていくべきかについて、日本や韓国、あるいはその他の社会を事例としながら考えていきます。今年度は特に、これらに対する「社会的カテゴリー」の影響について掘り下げて考えていく予定です。
社会階層・教育・労働市場のメカニズムやそこにおいて生じる格差に対して、個人属性や就業機会・教育機会属性に関するカテゴリーは重要な影響をもたらしています。他方で、AIの利用が急速度に進む今日の社会において、それらのカテゴリーの作用はより見えづらくなっていく可能性もあります。このような可能性も視野に入れつつ、それぞれの社会において流通している社会的カテゴリーの成り立ち・作用やそのメカニズムについて、各社会の背景条件の特徴も考慮しつつ考えていきたいと思います。
具体的には担当教員による簡単な講義を行った後、関連する研究事例や分析枠組みに関する研究成果の講読、ディスカッション、ならびに参加者による研究報告によって授業を構成していきます(研究報告は社会階層・教育・労働市場研究に限りません)。また学期末には、一学期間の授業内容をふまえ、社会的カテゴリーに焦点を当てた形で各自の研究(関心)についての議論を展開する期末レポートの作成を課します。担当教員の研究テーマから、講義は主に社会学的研究を念頭に置いたものとなりますが、それ以外の領域に関心を持つ受講者の参加も歓迎します。
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