一般的には量的/質的と社会学の方法は区分されて理解されることが多く、テキストや方法に関する論争もその区分に沿って成立していることが多い。そうした区分にしたがって方法を技術的な面も含めて学んでいくことももちろんできるが、基礎演習である本授業においてより重要なのは、社会学という学問の特徴と関連した方法意識を学んだり、テーマや問題意識と関連づけた形での方法の選択の方針を学ぶことである。本授業では、社会学的方法の特徴を論じたテキストや、定評のある研究方法論に関するテキストを演習形式で講読する。また、参加者の研究計画について、方法を中心に議論する。