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最終更新日:2026年10月16日
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近世思想・文学研究(2)
Montesquieu, Lettres persanesを読む(2)
Montesquieu, Lettres persanes(1719)は、モンテスキューのデビュー作であり、18世紀フランスで流行する書簡体小説の嚆矢と目される作品です。この作品で、モンテスキューはペルシャの宮廷を追われた貴族のウズベクとその従者リカのフランス旅行という体裁を取り、この二人がペルシャに残してきた友人たちや、ウズベクのハーレムの女たち、あるいはその女たちを監視する宦官たちとの手紙のやり取りを通じて、ルイ14世治世末期(1711〜1715)から続く摂政期(1715〜1723)のフランスへの転換期と、ペルシャの専制体制を風刺的に描き出し、最終的に、フランスにおけるローのシステムと言われる金融政策の崩壊とペルシャに残された主人なきハーレムの崩壊に導きます。この作品でたくみに配置される複数の書簡の書き手の視点の交錯から、モンテスキュー特有の政治と社会と性的な欲望の絡み合いを読み取ることが本講義の課題です。本講義では通年で夏学期に作品の前半部分(おおよろルイ14世の死まで)、冬学期に後半部分(おおよそ摂政期)をフランス語で通読する予定ですが、いずれの学期かのみの受講も可能です。
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