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最終更新日:2026年10月16日
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奈良時代史料演習
正倉院文書講読
正倉院文書は、約1万点にも及ぶ8世紀の原文書群であり、世界的にも貴重な存在である。古代の歴史が後世の編纂史料にもとづいて語られることの多いなか、原本史料の存在は、日本古代史研究の発展に重要な役割を果たしてきた。このように最重要史料といえる正倉院文書であるが、記載内容の特殊性や伝来過程における錯綜といった事情により、日本古代史研究者であっても皆が自由に使いこなせる史料群はと言い難い状況にある。
また正倉院文書は、現在は宮内庁正倉院事務所の管理下にあり、原本調査の機会も限定的である。史料編纂所は120年以上にわたり継続的に貴重な調査の機会を与えられ、その成果を『正倉院文書目録』等の刊行物により公表してきた。
本授業では、正倉院文書を活用した古代史研究の活性化をはかるべく、史料群の基本的な扱い方を学びつつ、分析方法を共有・議論していきたい。また史料編纂所の原本調査の成果を活用した新たな分析視角の創出にも取り組んでいきたい。
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