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最終更新日:2026年10月16日

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近代文学の諸問題

文学史から考える近代社会
日本の近代はすでに150年の歴史を持つに至った。しかし明治の初期に整えられた社会の制度は今なお日本社会の基礎にそのまま生きており、今日の我々の生活を様々な形で規定している。それはものの考え方についても同様で、例えば「出世」「恋愛」といった明治生まれの新しい価値観は、「仕事と恋」と言いなおせば現代人にとっての人生の課題そのものと言える。近代の文学はこの新しい時代の価値観に翻弄される人々の心を映し出してきた。この授業では、単に文学流派の暗記的学習を目指すのではなく、文学を通して近代の歴史を、そして現代の社会を考える機会にしたい。
 履修者には、各自以下の目標を念頭に置いてほしい。

・近現代における日本語・日本文学の表現の変遷について考え、自らの見解を述べられるようになる。
・具体的な文学作品を通じて、当時の社会情勢や価値観を知り、表現することの意義について考える習慣をつける。
・それぞれの時代の文学思潮がどのような背景から生まれてきたのかを理解しつつ、文学史の明確なイメージが持てるようになる。
・作家・作品についての知識を増やし、その時代的意義を説明できるようになる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21261103
GHS-JS6A01L1
近代文学の諸問題
河野 龍也
S1 S2
火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1週 近代文学史概観 第2週 近代の出発①(明治20年代・写実主義) 第3週 近代の出発②(明治20~30年代・浪漫主義) 第4週 近代の成立①(自然主義の文学) 第5週 近代の成立②(明治40年代) 第6週 近代の成立③(漱石と鷗外) 第7週 耽美派と白樺派 第8週 大正期の文学 第9週 大正末~昭和初期の文学 第10週 戦争文学・戦後文学① 第11週 戦後文学② 第12週 詩歌① 第13週 詩歌②
授業の方法
近代日本文学史を概観しながら、毎回考察課題を提示し、履修者には次週までに回答を入力してもらう。回答を紹介しながら講義を進める。
成績評価方法
受講の積極性50%、記述課題の内容50%で総合的に評価する。
履修上の注意
考察課題の提出をもって出席を判断するので、注意されたい。