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最終更新日:2026年10月16日
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近代文学の諸問題
文学史から考える近代社会
日本の近代はすでに150年の歴史を持つに至った。しかし明治の初期に整えられた社会の制度は今なお日本社会の基礎にそのまま生きており、今日の我々の生活を様々な形で規定している。それはものの考え方についても同様で、例えば「出世」「恋愛」といった明治生まれの新しい価値観は、「仕事と恋」と言いなおせば現代人にとっての人生の課題そのものと言える。近代の文学はこの新しい時代の価値観に翻弄される人々の心を映し出してきた。この授業では、単に文学流派の暗記的学習を目指すのではなく、文学を通して近代の歴史を、そして現代の社会を考える機会にしたい。
履修者には、各自以下の目標を念頭に置いてほしい。
・近現代における日本語・日本文学の表現の変遷について考え、自らの見解を述べられるようになる。
・具体的な文学作品を通じて、当時の社会情勢や価値観を知り、表現することの意義について考える習慣をつける。
・それぞれの時代の文学思潮がどのような背景から生まれてきたのかを理解しつつ、文学史の明確なイメージが持てるようになる。
・作家・作品についての知識を増やし、その時代的意義を説明できるようになる。
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