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最終更新日:2026年4月20日
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健康と病いの医療社会学
応用倫理特殊講義VII
急性疾患が疾病構造の中心を占めていた時代、「健康」であるか、「病気」であるかは、ある程度明確に区分されていました。しかし、慢性疾患の増加に伴って、両者が重なり合うような「寛解者の社会(remission society)」(フランク)をわれわれは生きています。医療のあり方も大きく変化しつつあります。病気になった身体を治療する「病院医療」から、全住民のライフスタイルを監視する「リスクの医療」へとシフトしています。また、死にゆく過程や死、看取りをめぐる状況も以前とは大きく異なっています。本講義では、医療社会学や死と死別の社会学において彫琢されてきた概念を手掛かりに、健康、病い、死、悲嘆をめぐる現代的状況を読み解くと同時に、そこで求められる新たな「倫理」についても考えていきたいと思います。
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