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最終更新日:2026年10月16日
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現代宗教思想文献講読
ポール・リクール『悪のシンボリズム』を読む
ポール・リクール(Paul Ricœur, 1913-2005)の著『悪のシンボリズム』(原著1960年)を講読する。「現実の悪の経験を表現する宗教的象徴の諸相とその解釈の力動的類型論の提示」を行う本書では、エリアーデやファン・デル・レーウらの宗教現象学、当時の聖書学や神話学の最新の成果が縦横無尽に参照されている。そこにはさらに、「宗教学の乗り越えられた前史としての宗教哲学ではなく、悪のアポリアへの応答として生動する宗教哲学の姿」(杉村靖彦)が見出される。この極めて豊かなテクストとの格闘を通じて、宗教思想研究に求められる基本的な知識と思考力の涵養に努めたい。
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