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最終更新日:2026年4月1日

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技術時代の倫理―ハイデガー哲学の視点から

技術時代の倫理――ハイデガー哲学の視点から――
本講義では「存在への問い」で知られるドイツの哲学者マルティン・ハイデガーによる戦後の技術論を手引きとして、現代技術の本質とは何か、また現代技術によって規定された社会において可能な「倫理」とはどのようなものかについて考察する。

講義ではまず、ハイデガーの「存在への問い」の基本的内容を『存在と時間』から後期に至るまでの時代的展開に即して概観する。その際、彼の哲学的思索がもつ政治性にとくに注目する。

こうした「存在への問い」の概要の把握に基づいて、講義ではハイデガーが戦後に発表した論文「技術への問い」の講読を行い、彼の技術論の倫理的・政治的含意を明らかにする。

以上のような内容を通して、本講義では現代の「応用倫理学」の本質と限界を浮き彫りにするとともに、今日のわれわれが技術に対していかなる態度を取るべきなのかを考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21260072
GHS-XX6A01L1
技術時代の倫理―ハイデガー哲学の視点から
轟 孝夫
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1.イントロダクション――「存在」とは何を意味するのか? 2.ハイデガー『存在と時間』の思索――現存在とは何か 3.ハイデガーの中期思想――形而上学の時代 4.ハイデガーの後期思想――「存在の真理」の思索 5.ハイデガーの技術論(1)――論文「技術への問い」の講読 6.ハイデガーの技術論(2)――論文「技術への問い」の講読 7.ハイデガーの技術論(3)――論文「技術への問い」の講読 8.ハイデガーの技術論(4)――論文「技術への問い」の講読 9.ハイデガーの技術論(5)――論文「技術への問い」の講読 10. ハイデガーの技術論(6)――論文「技術への問い」の講読 11. ハイデガーの技術論(7)――論文「技術への問い」の講読 12. ハイデガーの技術論(8)――論文「技術への問い」の講読 13. ハイデガーの技術論(9)――論文「技術への問い」の講読
授業の方法
授業前半は資料を配布し、その解説を行う形で進めていく。 授業後半はハイデガーのテクストを読み進めていく。
成績評価方法
成績評価は授業最終回に実施する試験によって行う。 試験は①授業内容の理解、②ハイデガー哲学についての受講者の解釈、を問う予定である。
履修上の注意
授業は初回から対面のみで実施する。 ハイデガーのテクストは日本語訳を配布するので、ドイツ語の知識は必ずしも必要としない。 授業では内容についての解釈、討議を行うので、授業前に指定箇所に目を通すことが授業参加の前提となる。