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最終更新日:2025年4月1日

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歴史情報学入門

歴史情報学入門
歴史情報学(Digital History)は、人文情報学/デジタル人文学(Digital Humanities)の一分野である。歴史資料のデジタルアーカイブ化の進行にともない、デジタルメディアやビッグデータ分析を活用した新しい歴史研究のあり方として、歴史情報学は近年脚光を浴びつつある。
本講義では、デジタル技術を活用した歴史研究の手法を、先行研究の事例紹介とハンズオン形式の実習を通じて学ぶ。主なトピックとして、歴史資料のデジタルアーカイブ化、OCR処理、3Dデータの構築、データベース管理、テキストマイニング、AIの応用、デジタル・パブリックヒストリーなどを扱う。これらについて基礎的知識を得ることで,デジタル技術を駆使した歴史研究の実践や、研究リソースの構築・公開に向けた基盤を習得することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21259012
GHS-XX601LA1
歴史情報学入門
橋本 雄太
A1 A2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1. イントロダクション:歴史情報学 2. 歴史資料のデジタルアーカイブ(TEI,IIIF,メタデータ,Omeka) 3. 歴史資料の3Dデータ構築(フォトグラメトリ,LiDAR, 3Dガウシアンスプラッティング) 4. 歴史資料の3Dデータ構築(ソフトウェアを使った実習) 5. 文書資料のOCR処理(Tesseract, Transkribus,NDL OCRなど) 6. データベース I(データベースの基礎概念) 7. データベース II (SQLを使ったデータ構築と検索の実習) 8. 歴史資料テキストマイニング I (形態素解析,頻度分析,TF-IDF) 9. 歴史資料テキストマイニング II (トピックモデリング,固有表現抽出) 10. 大規模言語モデルの応用(古文書類の現代語訳,RAGシステム) 11. オープンサイエンス I(オープンデータ,パブリックヒューマニティズ,クラウドソーシング) 12. オープンサイエンス II(古文書翻刻や古写真における事例) 13. まとめ・ワークショップ
授業の方法
講義形式で行うが、一部実習を伴う場合がある。インターネット上の資料やサービスにアクセスするため、パソコンとオンライン接続環境を必須とする。パソコンはWindows・Mac・Linuxを問わない。プログラミングの知識は問わないが,オプショナルな課題として、 Python 等のプログラミング言語によるコーディング課題を提示することがある。
成績評価方法
各回の講義時に指示する課題の提出および期末のレポートによる。
教科書
特に指定しない。
参考書
後藤真・橋本雄太編『歴史情報学の教科書』(文学通信) ジョナサン・ブレイニー著『デジタルヒストリーを実践する: データとしてのテキストを扱うためのビギナーズガイド』(文学通信) 一般財団法人人文情報学研究所監修『IIIF[トリプルアイエフ]で拓くデジタルアーカイブ: コンテンツの可能性を世界につなぐ』(文学通信) 一般財団法人人文情報学研究所監修『欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識』(文学通信)
履修上の注意
受講生はWindows・Mac・Linux等が動作するノートパソコンを授業に持参すること。またオンライン接続環境も必須である。