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最終更新日:2025年4月21日

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本郷の文化資源

本郷の文化資源
 本郷という東京大学のお膝元のフィールドを対象に、文化資源学と文化経営学を融合させた方法論を探究する。我々は、本郷という地域にどのような文化資料体を見出すことができるだろうか。その資料体をどのように調査すれば資源化できるだろうか。またそうして資源化された「文化資源」を、今度はどう経営すべきだろうか。木下直之2004「文化資源学の現状と課題」に即していえば、本演習の参加者は料理人となり、本郷地域に食材を見出し、料理していく。すでにあるインスタント食材で文化財活用を考えるのではなく、本郷エリアの物理的・空間的な探索と歴史資料の渉猟・吟味を通した新食材の開発から始め、人文社会系の学問知に即した文化資源の料理法を考える。
 料理に際しては、株式会社THD(https://www.thd.jp/*****)の協力を得て、本郷エリアにおける音声メディアを通した文化資源プレゼンテーションのコンテンツを実験的に制作する。各人が本郷に所在する文化資源を素材として一つ選び(一グループでも良い)、それを音声ガイドの説明コンテンツへと調理していく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21255055
GHS-CR602SA1
本郷の文化資源
松田 陽
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
最初に担当教員から本演習の趣旨と本郷エリアの概要を説明する。本郷のフィールド踏査も行う(2-3回予定)。その後、THDが制作した音声メディアを体験した上で、各人ないしはグループごとに、本郷に所在する文化資源をもとにした音声ガイドの説明コンテンツを作成していく。
授業の方法
各受講者は授業期間中に1~2回発表を行い(受講者数に応じて調整)、その発表資料を整理したものを学期末に提出。
成績評価方法
①発表(構成・論理展開・プレゼンテーション)、②全体討議への参加、③期末提出物を総合的に評価。
教科書
なし
参考書
木下直之2004「文化資源学の現状と課題」『文化経済学』第4号第2巻。 本郷エリアに関する基礎的な歴史資料は担当教員が授業中に示す。
履修上の注意
授業中の議論への積極的な参加を求める