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最終更新日:2025年4月21日

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インターネットの社会心理学

インターネットが社会に浸透したことにより、現在のわれわれの社会的コミュニケーションのかなりの部分がメールやソーシャルメディアといったオンライン環境下で行われるようになってきている。こうしたコンピュータを媒介にしたコミュニケーションの研究はインターネット普及以前から始まっており、重要な社会心理学的問題として取り扱われてきた。そして、情報通信技術の発展と普及とともに、新たな課題も続々と生じており、様々な研究が行われている。
本授業ではその全てを取り扱うことはできないが、社会心理学的観点からのインターネット研究の基礎を理解してもらうために、授業の計画に示した内容を取り扱う。この授業を通して、日常的に利用しているであろうインターネットを改めて捉え直す視点を得ることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21254204
GHS-SC601LB1
インターネットの社会心理学
北村 智
S1 S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1.ガイダンス/授業全体に関する説明・導入 2.コミュニケーションメディアとしてのインターネットの発展 3.手がかり濾過アプローチ 4.手がかり濾過アプローチへの批判 5.フレーミングとComputer-Mediated Communication (CMC) 6.オンラインでの自己呈示・自己開示 7.インターネットと精神的健康 8.ソーシャルメディアと社会的比較 9.オンラインコミュニティ・SNSとソーシャルキャピタル 10.個人化技術と情報への選択的接触 11.高選択メディア環境としてのインターネット 12.ソーシャルメディアと偽・誤情報 13.インターネットと社会心理学に関わる時事問題等(1) 14.インターネットと社会心理学に関わる時事問題等(2) 15.授業のまとめ ※おおよそ上記の授業計画で進めていくが、授業の進行状況によってはすべてを扱わない場合もある。また、順番を入れ替えて進める場合もある。
授業の方法
スライドを用いた講義を中心とする。一部、学生からの意見聴取やディスカッション的活動を取り入れる場合もある。
成績評価方法
毎回の授業での課題提出(60%)および期末レポート(40%)
教科書
特に指定しない。
参考書
授業内で指示する。
履修上の注意
配布資料で示す参考文献を読んで予習・復習を行なうとよい。事前に社会心理学関連の授業を履修していると理解が進みやすいと考えられるが、必須ではない。