大学院
HOME 大学院 社会学基礎演習(方法)
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

社会学基礎演習(方法)

社会学における複数のアプローチの間の対話
社会学の特徴に方法の多様性がある。大量のデータを統計的手法を駆使して分析する研究の一方で、ひとりの人物の生涯に焦点をあてた研究や、歴史資料を用いた研究も行われている。一つの研究において、複数の手法を併用することも少なくない。しかし、単に多様であるだけでは、社会学は雑多な下位分野やノウハウの寄せ集めになってしまいかねない。この授業では社会科学の方法論に関する文献を講読し、各方法の前提となる認識論や推論の形式を理解することで、社会学における複数のアプローチの間の対話を促進するための共有知識を習得することを目指す。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21254162
GHS-SC602SA1
社会学基礎演習(方法)
祐成 保志
A1 A2
水曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1 ガイダンス 2-3 ケン・プラマー(2016=2021)『21世紀を生きるための社会学の教科書』ちくま学芸文庫 4-6 野村康(2017)『社会科学の考え方』名古屋大学出版会 7-9  井頭昌彦編(2023)『質的研究アプローチの再検討』勁草書房 9-11 G・キング、R・O・コヘイン、S・ヴァーバ(1994=2004)『社会科学のリサーチ・デザイン』勁草書房 12-13. 総合討議
授業の方法
報告担当者によって示された文献概要とコメントをもとに、出席者全員で討論を行う演習形式。
成績評価方法
報告内容、討論への参加、期末レポート。
教科書
授業計画に記載した。
参考書
授業内で紹介する。
履修上の注意
受講・履修は基本的には社会学専門分野の学生に限る。社会学専門分野の修士課程1年生の必修科目である。成績評価にあたっては出席状況も重視する。