大学院
HOME 大学院 社会政策の社会学
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

社会政策の社会学

組織社会学における制度の位置
本演習では、組織社会学の基本的な視点を学ぶとともに、制度とのかかわりを検討する。
組織社会学は官僚制・公式組織が、社会でどのように作動するかを理解することを中心に発展してきた。組織の実際の働きに影響を及ぼす要素として、制度(的環境)が与える影響がある。制度は、規則、規範、認知からなり、組織の行動や構造に影響を与える。本演習では、組織社会学のテキストや関連論文を検討することを通じて、組織社会学と「組織と制度」の研究の意義や展開を理解し、様々な研究領域への展開の可能性を議論したい。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21254160
GHS-SC602SA1
社会政策の社会学
米澤 旦
S1 S2 A1 A2
月曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
文献の輪読を中心に据えて、研究報告を組み合わせる。 今年度は、組織社会学にかかわる/基礎的なテキストを検討したうえで、制度と組織にかかわる論文や文献を検討する。まず検討するテキストは下記である。 Heather A. Haveman, 2022, The Power of Organizations: A New Approach to Organizational Theory, Princeton: Princeton University Press 本テキストは、組織社会学の諸研究を、研究枠組みを新しい視点から整理しなおしており、組織現象が社会に与える影響をまとめている。本テキストを出発点に新制度派組織論の論文やモノグラフを検討する。
授業の方法
論文1~2本分の分量を各回に割り当てて報告と議論を行う。また、参加者の研究報告も行う。 履修者数によるが、学期中に2回程度の報告を割り当てる予定である。
成績評価方法
授業参加と報告実施による。
教科書
Heather A. Haveman, 2022, The Power of Organizations: A New Approach to Organizational Theory, Princeton: Princeton University Press
参考書
授業内で適宜、指示する。
履修上の注意
特になし。