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最終更新日:2025年4月21日
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震災後文学の可能性
震災後文学の可能性
2011年3月の東日本大震災から、そろそろ15年が経とうとしている。この間、震災をテーマにした様々な文学(芸術)作品が発表され、その研究書籍も数多く表されるなど、「震災後文学」が一つのジャンルとして確立した感がある。
いま、コロナ禍という「緊急事態」を経た(そして早くもあの時期を忘却しつつある)私たちにとって、津波・地震・原発事故というカタストロフィーに文学的想像力を通して対峙した「震災後文学」を改めて考察することには、大きな意義があるのではないか。
そこでこの授業では、社会、環境、あるいは「魂」をめぐる問題系に着目しつつ、それらの作品群を精読することで、「震災後文学」の可能性を模索していきたい。
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