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20世紀イギリス小説
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最終更新日:2025年4月21日
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20世紀イギリス小説
20世紀イギリス小説と「効率」
この授業では、20世紀前半のイギリス小説における効率の問題を考えます。19世紀末以降、イギリスではこれまでになく効率への注目が高まりました。効率の主題は、言語的実験性の高さで知られるモダニストから、より大衆的なミドルブラウに分類されてきた作家まで、さまざまタイプの小説作品に現れています。現代社会でも効率は重要な問題です。日本では「コスパ」「タイパ」「損切り」といった言葉がしばしば使われますし、アメリカでは政府効率化省の設置が話題になっています。およそ百年前のイギリスの作家たちが、効率をめぐる問題とどのように対峙したのか検討しましょう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21253405
GHS-EA601LD2
20世紀イギリス小説
阿部 公彦
A1
A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1回 イントロダクション 第2回 フェビアン協会の作家(ウェルズ、ショー) 第3回 男性キリスト教作家(チェスタートン、 ルイス) 第4回 男性モダニスト1(フォースター、フォード) 第5回 男性モダニスト2(ハクスレー、ローレンス) 第6回 女性ディストピア小説(マコーリー、ミッチッソン) 第7回 女性モダニスト1(シンクレア、リチャードソン、マンスフィールド) 第8回 女性モダニスト2(ウルフ) 第9回 独身女性と小説(タウンゼント=ウォーナー) 第10回 女性の家庭小説(フォン=アルニム、デラフィールド、サックヴィル=ウエスト、クリスティ) 第11回 女性の社会派小説(ホルトビー、ブリテン) 第12回 1935-45年のイギリスの小説家 第13回 まとめ
授業の方法
講義とディスカッション
成績評価方法
授業貢献・出席50%、リアクション・ペーパー 20%、レポート 30%
教科書
UTOL上にアップロードされた資料を参照すること
参考書
Evelyn Cobley, Modernism and the Culture of Efficiency: Ideology and Fiction(University of Toronto Press, 2009)
履修上の注意
UTOL上にアップロードされた資料を予習してから授業に臨むこと
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