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最終更新日:2025年4月21日

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部派仏教文献研究(1)

根本説一切有部律を読む/Reading the Mulasarvastivada Vinaya
昨年度にひきつづき、インド内外に伝播した説一切有部系の聖典である「根本説一切有部律」の「衣事」を講読する。昨年度は説話的内容が主体であったが、今年度はその先の、説話的内容と律規定的内容の両方があらわれる部分まで進み、それぞれの説かれ方を押さえたいと考えている。
主としてサンスクリット語テクストを読みつつ、チベット語訳と漢文資料も適宜参照する。テクストを区切って割り当て制とし、受講者各自がサンスクリット写本(ギルギット/バーミヤン第2型、8世紀頃)の解読に取り組む。
授業の目標は、律蔵独特の用語や言い回しに習熟し、部派聖典への理解を深めることである。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21252463
GHS-AS602SC1
部派仏教文献研究(1)
八尾 史
S1 S2
水曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1回:ガイダンス(テクストの紹介、字体の解説など) 第2回以降:テクストの読解 (学期途中に受講者各自の研究発表の機会を設ける)
授業の方法
輪読形式による。第1回で各自の担当部分を決め、第2回から順次、各自の担当分について写本の読みと和訳を発表することとする。
成績評価方法
毎回の授業への参加(和訳の発表、ディスカッションへの参加)で評価する。
教科書
資料は初回の授業でコピーを配布する。
参考書
参考書等は初回の授業で紹介する。
履修上の注意
律蔵文献についての予備知識は必要ない。サンスクリット語の学習を一通り終えていることを前提とするが、チベット語は未習であっても問題なく授業に参加できるよう配慮する。毎回予習が必要となる。