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最終更新日:2025年4月21日

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明治期社会経済史演習

明治期社会経済史演習
 明治期の史料の読解、批判とそれに基づく実証研究論文執筆法を研鑽することを目標とし、参加者の発表とそれに関する討論を基本とする。発表は、1点の基本史料の徹底的な検討に立脚する史料検討の発表と、研究論文に近いまとまった研究成果を発表する研究発表の2種類を、各参加者がそれぞれ1回以上行う。その上で回数に余裕があれば博士論文あるいはそれに相当する研究書の書評を行う。
 史料検討は、発表の一週間前に基本史料を提示した発表予告を行い、参加者はその史料を読解してくることを要求される。発表は、基本史料を解読し、その性格を、作成過程を含めてよく検討した上で、必要な関連資料を提示しながら行う。
 研究発表は、発表の一週間前に、題目のみ提示し、初めて聞く参加者にも課題と発表者の発見の意味がよく伝わるように報告する。発表内容は基本的に明治・大正期の日本を対象とした研究とする。
 書評の対象書籍は明治大正期の日本を扱う研究書とし、書評者は数名での分担も可とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21251203
GHS-JS601LB1
明治期社会経済史演習
鈴木 淳
S1 S2 A1 A2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第一回は教員によるガイダンスと夏学期の発表担当決め、次回発表者の予告、2回目以降は参加者による発表、討論、次回発表者の予告を繰り返す。発表者予定者に対して日数が足りない場合には、補講期間あるいは合宿による補講を行う。また、9月に修士論文構想会、報告者の希望する時期に博士論文構想会を行う予定である。
授業の方法
史料検討を担当する参加者は、発表の一週間前までに、基本史料を提示する。他の参加者は、それをよく読んで演習に臨むこと。
成績評価方法
平常点
教科書
なし
参考書
鈴木淳、松沢裕作、西川誠『史料を読み解く〈4〉幕末・維新の政治と社会』(山川出版社、2009年) 小林和幸編著『明治史研究の最前線』筑摩選書、2020年
履修上の注意
日本史学の演習と共通である。発表準備にかなり時間をかけることを求められる。参加者の積極的な発言が期待される。初参加者は史料検討の準備として『史料を読み解く』を読むこと。なお同書が入手できないで困った場合は、教員に連絡すること。