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最終更新日:2025年4月21日

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平安文学研究

『うつほ物語』藤原の君巻を読む
平安時代の長編物語で『源氏物語』に多大な影響を与えた『うつほ物語』を輪読形式で読む。
本年度はあて宮求婚譚を描いた最初の巻、藤原の君巻を取り扱う。
現在の巻序では第二巻とされるが成立は俊蔭巻より早いとされるこの巻を読むことで、『うつほ物語』の複雑な成立事情について考えていく。また、バラエティ豊かで個性的な求婚者たちの造型が『竹取物語』から影響を受けていることを押さえつつ、『うつほ物語』では独自の発展を遂げていることにも注目してみたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21251152
GHS-JS602SA1
平安文学研究
栗本 賀世子
S1 S2 A1 A2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第一回 ガイダンス 第二回 学生による発表① 第三回 学生による発表② 第四回 学生による発表③ 第五回 学生による発表④ 第六回 学生による発表⑤ 第七回 学生による発表⑥ 第八回 学生による発表⑦ 第九回 学生による発表⑧ 第十回 学生による発表⑨ 第十一回 学生による発表⑩ 第十二回 学生による発表⑪ 第十三回 学生による発表⑫ 第十四回 学生による発表⑬ 第十五回 学生による発表⑭ 第十六回 学生による発表⑮ 第十七回 学生による発表⑯ 第十八回 学生による発表⑰ 第十九回 学生による発表⑱ 第二十回 学生による発表⑲ 第二十一回 学生による発表⑳ 第二十二回 学生による発表㉑ 第二十三回 学生による発表㉒ 第二十四回 学生による発表㉓ 第二十五回 学生による発表㉔ 第二十六回 総括
授業の方法
研究発表と質疑応答。 各自の発表資料は全てUTOLを通じて配布。(紙媒体では配布しないので注意、参加者は授業までにダウンロードしておくこと)
成績評価方法
発表内容と出席状況、授業への参加姿勢(質疑応答への参加)から総合的に評価する。
教科書
室城秀之訳注『新版 うつほ物語 』(二〇二二年、角川ソフィア文庫)
参考書
・室城秀之『うつほ物語の表現と論理』(一九九七年、若草書房) ・大井田晴彦『うつほ物語の世界』(二〇〇三年、風間書房) ・大井田晴彦『王朝物語の世界』(二〇二二年、三弥井書店) ・松野彩『うつほ物語と平安貴族生活』(二〇一五年、新典社) ・本宮洋幸『うつほ物語の長編力』(二〇一九年、新典社) ・『うつほ物語大事典』(二〇一三年、勉誠出版)
履修上の注意
年最低一回は発表を課する。人数の関係で、二回以上発表を求める場合もある。 受講者は次回の範囲を読んで予習しておくこと。