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最終更新日:2025年4月21日

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認知・言語の心理学演習

物事を見聞きし,認識し,記憶する,思考する,行動する,言葉を操る。私たちが普段何気なく行うこれらのような認知的活動は,複雑な仕組みの上に成り立っている。認知心理学は,このような人間の認知処理のメカニズムを探究する学問領域である。

この授業では,認知心理学を中心とした研究分野(心理学のほか,人工知能,言語学,哲学,計算機科学,神経科学などが関係しうる)の最新の動向を学ぶことを目的として,査読付きレビュー論文誌『Trends in Cognitive Sciences』に最近掲載された論文をいくつか選び,講読する。人間の認知処理についての最新の知見に触れるとともに,大局的な視点を持てるようになることが目標である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21250955
GHS-GC602SI1
認知・言語の心理学演習
浅野 倫子
S1 S2 A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
学術雑誌『Trends in Cognitive Sciences』に最近掲載されたレビュー論文をいくつか選んでテキストとして講読し,内容について議論する。具体的な論文は,受講者の興味やリクエストも踏まえて選定する。 初回にガイダンスを行い,発表の担当スケジュール等を決める。その後は,毎回の担当の受講者の発表に基づき議論を行う。
授業の方法
輪読方式で行う。受講者は,指定されたテキスト(論文)の内容を資料にまとめ,授業内の発表担当回に解説し,他の受講者からの質問に答えたり,議論を促進したりする。すべての受講者に,毎回の議論に積極的に参加することを求める。
成績評価方法
担当回の発表(資料や質疑応答を含む)の質,および,授業全体における議論への参加状況などから総合的に成績を評価する。試験は行わない。
教科書
学術雑誌 Trends in Cognitive Sciences (Cell Press, ISSN: 1879-307X(online),東京大学図書館で購読契約あり)にて最近3年程度以内に出版された論文の中から,受講者の興味やリクエストを踏まえて,テキストとなる論文を選定する。 そのほか,必要に応じて授業中に指示する。
参考書
授業中に適宜紹介する。
履修上の注意
1.初回授業のみ,ハイブリッド型(対面・オンラインの併用)で行う。 2.輪読方式で授業を行うため,受講者数に応じたスケジュールおよび内容調整を行う。 3.毎回,事前学習として,テキストの指定範囲を読んでくること。また,授業後には,授業内で扱った内容についてさらに各自で調べるなどし,理解を深めること。