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最終更新日:2025年4月21日

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歴史と宗教史

歴史と宗教史
「宗教史」というと、〇〇教がいつ成立しどう展開したかの経緯の記述というイメージがあるかと思う。しかし、宗教はそれぞれに多様な「歴史」を語ってきたし、その語りが他の宗教や別の論理にもとづく「歴史」の語りと併存したり競合したりする中で、新たな語りが生まれもし、そうしてこれまでに何層にもわたる「宗教史」の重なりが展開してきた。宗教学の語りもまた、その一部をなしている。本演習では関連する文献の購読により、その展開の一端を考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21250652
GHS-GC602SF1
歴史と宗教史
冨澤 かな
A1 A2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
以下を予定しているが、履修者の人数や構成によって変更する場合がある。 1. イントロダクション 2. 諸岡了介「R.N.ベラーにおける「市民宗教」概念について」 3,岡崎勝世『聖書vs.世界史』① 4,岡崎勝世『聖書vs.世界史』② 5. 諸岡了介、『世俗化論の生成:宗教という問いのゆくえ』① 6. 諸岡了介、『世俗化論の生成:宗教という問いのゆくえ』② 7. 学生選定文献講読 (1) 8. 学生選定文献講読 (2) 9. 学生選定文献講読 (3) 10. 学生選定文献講読 (4) 11. 期末レポート計画報告 (1) 12. 期末レポート計画報告 (2) 13. 期末レポート計画報告 (3)
授業の方法
・演習形式 ・基本的に対面で行う。「対面・オンライン併用型A」としているのは、感染症や出張等の事情のある場合に、例外的にオンラインを用いる場合があるためである。
成績評価方法
平常点(授業への参与度、報告内容)70%、期末レポート30%
教科書
授業計画を参照
参考書
大塚修『普遍史の変貌――ペルシア語文化圏における形成と展開』、名古屋大学出版会、2017年。 増澤知子『世界宗教の発明――ヨーロッパ普遍主義と多元主義の言説』、秋山淑子・中村圭志訳、みすず書房、2015年。 その他授業内で適宜紹介
履修上の注意
その回の文献を担当者が要約・分析・コメントする他、他の者は文献を読み、関連情報を集めてきて報告することで、各回全員が何かを持ち寄る形式を目指す。