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最終更新日:2024年10月18日
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日韓比較社会論
比較の視点に基づく現代韓国社会研究
本授業では、日本などとの比較の視点に基づき、近年の実証的な韓国社会研究の成果の講読を行います。具体的には、最近刊行されたハーゲン・クー(松井理恵訳)『特権と不安:グローバル資本主義と韓国の中間階層』(岩波書店)、ならびに本書において参照されている諸研究などを対象とし、担当受講者による内容要約・コメント、担当教員による簡単な解説と、それに基づく議論を通じて授業を進めていきます。対象文献は、主に日本語・英語としますが、韓国語の文献も希望に応じて対象に含めます。また対象文献は質的手法とともに量的手法に基づくものもとりあげ、社会を分析するためのアプローチについても理解を深めていきます。このために本授業の中では、計量手法についての簡単な講義を行い、多変量解析に基づく量的研究の成果を理解する力を養います。さらに希望に応じて、受講者による研究報告の機会も設けます。講読対象とする論文は、受講者の関心を考慮し、調整する予定です。受講に際し、韓国語能力は必要ありません。韓国研究を専門としない方の受講を歓迎します。
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