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最終更新日:2024年4月22日

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日韓比較社会論

比較の視点に基づく現代韓国社会研究
本授業では、日本などとの比較の視点に基づき、近年の実証的な韓国社会研究の成果の講読を行います。具体的には、最近刊行されたハーゲン・クー(松井理恵訳)『特権と不安:グローバル資本主義と韓国の中間階層』(岩波書店)、ならびに本書において参照されている諸研究などを対象とし、担当受講者による内容要約・コメント、担当教員による簡単な解説と、それに基づく議論を通じて授業を進めていきます。対象文献は、主に日本語・英語としますが、韓国語の文献も希望に応じて対象に含めます。また対象文献は質的手法とともに量的手法に基づくものもとりあげ、社会を分析するためのアプローチについても理解を深めていきます。このために本授業の中では、計量手法についての簡単な講義を行い、多変量解析に基づく量的研究の成果を理解する力を養います。さらに希望に応じて、受講者による研究報告の機会も設けます。講読対象とする論文は、受講者の関心を考慮し、調整する予定です。受講に際し、韓国語能力は必要ありません。韓国研究を専門としない方の受講を歓迎します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21246556
GHS-KS6B02S1
日韓比較社会論
有田 伸
A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1 イントロダクション・対象文献の選定 2 社会を分析するためのアプローチに関する講義 3 多変量解析の基礎に関する講義 4 現代韓国社会に関する文献の講読・受講者による研究報告 13 まとめと総合討論
授業の方法
対面授業.演習(受講者による報告と議論、および担当教員による解説)・講義(統計手法に関する解説など)
成績評価方法
期末レポート、平常点(報告、ディスカッションへの参加など)
教科書
指定しない
参考書
ハーゲン・クー(松井理恵訳)『特権と不安:グローバル資本主義と韓国の中間階層』(岩波書店)
履修上の注意
韓国語文献の読解能力は必要ありません。授業は本郷キャンパス社会科学研究所・308号室で行います。 授業は基本的に対面で実施しますが、初回のみ、ハイブリッド授業とします。オンライン、または対面でご参加ください。 授業は総合文化研究科の日程で実施します。