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最終更新日:2024年4月22日

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劇場制作と劇場政策

日本における劇場の歴史について学ぶとともに、現代における運営と経営の実態について知り、よりよい劇場経営というものがあるのかを考えます。
日本においては、公立の劇場において制作をしているとは何を意味しているのか、それは民間の劇場とどのように違うのかを知ることを目標とします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21245102
GHS-CR6B01L1
劇場制作と劇場政策
小林 真理
A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
(1)明治以前の劇場:芝居小屋 (2)明治以降の劇場:新富座〜帝国劇場〜国立劇場開設運動 (3)劇場とは:アメリカにおけるブロードウェイ、イギリスにおけるウェストエンド、ドイツの公共劇場 (4)日本の民間劇場の特色:宝塚歌劇団と宝塚劇場、劇団四季と四季劇場、松竹株式会社と劇場 (5)国立劇場(1)国立劇場の役割(無形文化財の保護・継承) (6)国立劇場(2)新国立劇場・現代舞台芸術の振興 (7)地方の公立文化施設(1):公会堂・市民会館 (8)地方の公立文化施設(2):多目的文化ホールから専門芸術ホール・劇場へ (9)公共劇場への模索:舞台芸術の公共化なのか、公共の舞台芸術化なのか。 (10)創造型公共劇場とは何か。 (11)公立文化施設と社会課題:社会課題を解決する公立文化施設とは何をするのか。 (12)劇場の未来と舞台芸術の振興
授業の方法
講義形式を基本としながら、それぞれの劇場体験を持ち寄って議論をします。 なお、劇場の見学をする場合があります。また海外との比較も視野に入れて、文献を読む場合もあります。
成績評価方法
履修人数によりますが、授業内での積極的な発言やレポートで判断をします。
教科書
適宜授業の中で指示をします。
参考書
片山泰輔、小林真理編『アーツマネジメント概論』(どの版でも構わない)。
履修上の注意
東京の大学に進学しているので、是非東京の劇場シーンに足を運んでほしいと思います。そのことが、この授業を履修して考察していく場合の助けになります。