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最終更新日:2024年4月22日

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社会政策の社会学

福祉国家の形成の諸論点
社会政策(社会保障/労働政策)にかかわる研究は、大別すれば、社会政策にかかわる制度の人びとの生活への機能と、社会政策にかかわる諸制度の形成という論点に分けることができる。これら二つの主題は、例えば、前者は不平等、貧困、差別など、後者は政治、社会運動、社会変動などとかかわり、社会学の各種研究領域にとっても重要な主題である。
今期の演習では、特に後者の論点に関して、文献の輪読と研究報告によって、社会政策の現象、理論、方法の理解を深めることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21244160
GHS-SC6A02S1
社会政策の社会学
米澤 旦
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
文献の輪読を中心に据えて、研究報告を組み合わせる。 今年度は、授業の目的に記した2番目の主題を主として扱い、特に「政策起業家」の観点から、福祉国家形成期における中間層のアクターの役割を重視する研究を検討する予定である。
授業の方法
論文1~2本分の分量を各回に割り当てて報告と議論を行う。参加者の研究報告も行う。履修者数によるが、学期中に2回~3回程度の報告を割り当てる予定である。
成績評価方法
参加と報告実施による。
教科書
Elisabeth Anderson, 2021, Agents of Reform: Child Labor and the Origins of the Welfare State, Princeton University Press.
参考書
田中拓道, 2023, 『福祉国家の基礎理論――グローバル化時代の国家のゆくえ』岩波書店.
履修上の注意
特になし。