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最終更新日:2024年4月22日

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医療と障害の社会学

医療社会学と障害学の理論・方法と現在
主に医療社会学(健康と病いの社会学)、障害学、福祉社会学、ケアの社会学などの分野を主に念頭において、具体的なフィールドを調査研究していく上での方法論や理論について文献講読等を行いながら考えていく。また、これらの分野の到達点や現代的課題について、特に国際的な研究潮流を意識しながら、ジャーナルに掲載された経験的研究や日本語・英語のモノグラフを読みながら考えていく。さらに、参加者それぞれの研究の報告を通じて、これらの議論の流れの中にそれぞれの経験的研究を位置付けることを試みる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21244156
GHS-SC6A02S1
医療と障害の社会学
井口 高志
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
文献講読と自由報告を組み合わせて行う。初回に文献リスト等を提示し、参加者の関心も踏まえつつ講読・自由報告のスケジュールを決める。関連領域の先端的な研究を日本語・英語で読む他、方法論に関する文献も扱う可能性がある。各自の自由報告は、学会報告予行、論文投稿準備、学位論文進捗報告などを兼ねる形で行う。また、ポスドクおよび若手の研究者をゲストに招いたワークショップ(日本語、英語)の開催や、集中ゼミを開催するなど、研究ネットワークを広げていくことも試みる。
授業の方法
文献報告においては、報告担当者によって示された文献概要とコメントをもとに、出席者全員で討論を行う。自由報告の際にはあらかじめレジュメや原稿を共有し、参加者同士で討論を行う。
成績評価方法
出席状況、報告内容、討論への参加を総合的に評価する。
教科書
指定しない。
参考書
下記の他、授業中に適宜指示する。 Sociology Looking at Disability: What Did We Know and When Did We Know It? ( 2016, Sara E. Green & Sharon N. Barnartt eds.) (昨年度の継続) Nettleton, Sarah, 2013, The Sociology of Health and Illness 3rd edition, Polity Press.(昨年度の継続)
履修上の注意
集まった参加者の研究内容、参加者の予定に応じてスケジュール・日程等は柔軟に運営していく。『認知症家族介護を生きる――新しい認知症ケア時代の臨床社会学』(東信堂、2007)『認知症社会の希望はいかにひらかれるのか』(晃洋書房、2020)『よくわかる福祉社会学』(ミネルヴァ書房、2020)など、教員の著作・論文・教科書のいずれかを読んで、教員の関心や研究の方向性を踏まえて授業にのぞんでもらうことが望ましい。