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最終更新日:2025年4月21日

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ウクライナの多様な文化を学ぶ(1)

ウクライナの多様な文化を学ぶ(1)
現在のウクライナは、キエフ・ルーシに起源をもつが、歴史的にポーランド・リトアニア共和国、オーストリア゠ハンガリー帝国、オスマン帝国、ロシア帝国など様々な勢力による分割支配を受けてきた領域であり、その結果、他民族多文化の国家となっている。
授業では、ウクライナ語文化ではなく、ウクライナという領域のウクライナ、ロシア、ポーランド、ユダヤ、その他の言語・文化の諸相について学び、文化の多様性について理解を深め、共存のあり方について考察することを目的とする。
京大、早稲田大学の院生も参加する合同授業である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21243655
GHS-EA6F02S1
ウクライナの多様な文化を学ぶ(1)
楯岡 求美
S1 S2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
内容の順番は変更されることがある。詳細は初回の授業で説明する。 1回目 イントロダクション 「ウクライナの歴史と多文化性概観」 2回目 履修者間の討論(1)ウクライナのイメージ/扱う資料の確認 3~6回目 『ウクライナを知るための65章』 7~9回目 ウクライナの伝説やユダヤ文化をテーマとした文学 10~12回目 ウクライナ映画 13回目 履修者間の討論(2)
授業の方法
この授業では、基礎的な資料の講読と討論を通して、ウクライナという領域の多様性について認識を深める。 基本教材として『ウクライナを知るための65章』を手掛かりに、基本的には日本語で書かれた資料を扱い、知識を広げ、多文化性への理解を深める。 インターラクティヴな授業として、履修者はそれぞれ事前に資料を分担し、基調報告を行った上で、討論を行う。
成績評価方法
授業中の報告、ミニレポート(1000字程度のものを3本)
教科書
『ウクライナを知るための65章』明石書店(再販予定)
参考書
授業中に随時指示または配布する。
履修上の注意
ウクライナおよびロシアの言語と文化に関する前提知識は必要としない。受動的に知識を増やそうとするのではなく、さまざまな情報やテクストについて、従来の枠組みに捉えられない読みを心がけてほしい。 秋学期の授業「ウクライナの多様な文化を学ぶ(2)」が引き続き開講されるが、片方のみの履修も歓迎する。