大学院
HOME 大学院 南アジア近世・近現代史演習
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

南アジア近世・近現代史演習

南アジアの近世・近現代史に関する文献を輪読し、南アジアの近代化・植民地化の歴史を、その長期変動の中で理解することを目指す。今年度は、インド洋・インド亜大陸における交易に注目しながら、当該地域の社会経済に関する代表的な著作、またはインドの政治・社会・経済史に関する近年の著作の中から、履修者と相談して輪読する著作を決める。
 それに加えて、本授業では史料講読を行い、研究手法を習得するとともに、より直接的に南アジアの近世・近現代史を学ぶ。具体的には、植民地支配関連の史資料、特に東インド会社関連の英語史料を読解する。本授業では、史料を正確に読解するために必要な視点・背景知識の習得を目指す。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21242855
GHS-AS6E02S1
南アジア近世・近現代史演習
小川 道大
S1 S2 A1 A2
水曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語、英語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1回:ガイダンス・前期授業の分担者決定 第2回-第15回:テクスト輪読、史料講読、研究発表 第16回:後期授業の分担者決定 第17回-第30回:テクスト輪読、史料講読、研究発表
授業の方法
本授業では、(1)南アジアの近世・近現代を通観するテクストの輪読、(2)植民地期の英語史料の講読、(3)履修者の研究発表のいずれかを選択または組み合わせて、南アジアの近世・近現代史を研究する視座および研究手法を学ぶ。初回授業では、南アジアの近世・近現代史を学ぶ基礎事項および研究工具についてガイダンスを行い、授業の形式を履修者と相談して決定する。授業形式にしたがって、各履修者の担当箇所や発表順番を初回の授業で決める。担当者以外の履修者にも、授業内で積極的に発言することを求め、議論を通じて南アジアの近世・近現代史についての理解を深めることを目指す。
成績評価方法
授業内の取り組み(輪読・史料講読への参加・発表)、授業内での発表を評価する。
教科書
輪読用の研究文献および講読史料は下記を予定している。ただし事前に下記の文献を用意する必要はない。 輪読用文献は、初回授業で履修者と相談する。下記の文献以外を輪読することもありうる。 交易に関するテキストとしては、Rila Mukherjee, India in the Indian Ocean World: from the earliest times to 1800CE, Singapore: Springer, 2022.がその一例となる。 講読用史料は、履修者の興味関心に合わせて、選択する。
参考書
本授業で用いる参考書・工具類に関しては、初回授業で紹介する。
履修上の注意
参加する履修者数により異なるが、各履修者には、年間で2回以上の発表を求める。授業はZoomも活用するハイブリッド形式で行う。ハイブリッド形式の具体的な方法やオンライン授業の方法については随時、ITC-LMSを参照すること。初回授業は4月10日の予定である。