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最終更新日:2025年4月21日
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中観思想文献講読
後期中観思想文献購読/Reading the literature of late Madhyamaka thought
この授業では、インド大乗仏教後期中観派の学者カマラシーラの三著作『修習次第初篇』『中観光明論』『中観荘厳論細疏』をテキストとして取り上げます。彼の経典解釈方法、三性・三無性説解釈、唯心思想解釈、そして真実知を獲得する方法・道についての考えの詳細を理解するために、上記テキストの該当箇所を読解します。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21242424
GHS-AS6C01L1
中観思想文献講読
計良 隆世
A1
A2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1回:イントロダクション:『修習次第初篇』のテキストと内容についての概説と、カマラシーラの経典解釈及びその方法に関する問題点の整理。 第2〜3回:『修習次第初篇』の読解:テキスト pp. 204, 11-205, 9 と pp. 209, 19-213, 13. 第4〜5回:『修習次第初篇』の読解:テキスト pp. 214, 6-218, 6. 第6回:『中観光明論』後主張第1章の読解:テキスト§1〜§9. 第7回:『中観光明論』後主張第1章の読解:テキスト§10〜§18. 第8回:『中観光明論』後主張第1章の読解:テキスト§18〜§26. 第9回:『中観光明論』後主張第1章の読解:テキスト§27〜§32. 第10回:『中観光明論』後主張第1章の読解:テキスト§60〜§68と§75〜§81. 第11〜13回:『中観荘厳論細疏』の読解:91〜93偈に対する註釈と復註。
授業の方法
演習形式で授業を進めます。サンスクリット語文法やチベット語文法を習得している方には、テキストの和訳を分担してもらいます。担当箇所の和訳と発表レジュメを用意してください。サンスクリット語とチベット語の一方または両語の文法未修者は、テキストの和訳や和文・英文資料を参照することにより授業に参加可能です。
成績評価方法
授業への参加と学期末レポート(A41〜2ページ)とにより評価します。
教科書
文献資料一式をPDFで配布する。
参考書
(1)桂紹隆他(編) 『シリーズ大乗仏教6 空と中観』, 春秋社, 2012年. (2)計良龍成 『中道を生きる 中観』, 春秋社, 2023年. (3)御牧克己(編) 『梶山雄一著作集第五巻 中観と空II』, 春秋社, 2010年. (4)James Blumenthal, The Ornament of the Middle Way, Boston&London, Snow Lion, 2013. その他は、授業にて紹介します。
履修上の注意
基本的に、サンスクリット語文法習得者を対象とします。また、チベット語文献も読解するので、チベット語文法をも習得していることが望ましいです。ただし、両語のまたはその一方の文法未修者でも、授業内容に関心がある方は受講可能です。 授業前学習: テキスト該当箇所の和訳(担当者は発表レジュメの作成)、資料の精読。 授業後学習: 授業内容の確認、参考文献の熟読。
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