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最終更新日:2025年4月21日
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ルネサンス人文主義の美学的諸問題
ルネサンス期ヨーロッパを席巻した人文主義(ヒューマニズム)の動向を、美学の観点から再考します。ルネサンス人文主義の根底には、人間の不定形さ、見かけの不確実さ、言葉の曖昧さについての透徹した洞察があり、それを感性的人間の諸相を照らし出すものとして検討します(とくにヴァッラ、アルベルティ、レオナルド、クザーヌス、エラスムス、ブルーノ、モンテーニュらを取り上げます)。あわせて、その後世への影響と拡散の諸系譜も考察します(おもに近世のスピノザとライプニッツ、近代のニーチェとヴァレリー、現代のフーコーとセールに注目します)。受講者には、レポートのほか、関連文献の読解や毎回の議論への参加を求めます。
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